~自己判断も大切~
大雨による被害が今なお拡大しています。
亡くなられた方や被害に遭われている方々には、心よりお悔やみ申し上げます。
私の住む愛知県も、一昨日より大雨警報が続いています。
昨日の朝7時ごろのことです。
いつものように学校へ行く支度をしていましたが、
窓の外はとんでもない状況でした。
ごうごうと音を立てて雨と風が吹き荒れて、
窓にたたきつける雨音がうるさいほどです。
この状況でも気象庁の発表は「大雨警報」と「雷警報」だけ。
「暴風警報」が発令されなければ学校はお休みになりません。
どうしたものかと悩んでご近所のママ友へ連絡をしてみると、
「危ないから車で送って行く。」とのこと。
通学団で集団登校をしているので、車で行くことを班長に伝えて送って行くそう。
たしかにそれなら安全だけど、
娘の通う小学校は全校生徒500名以上に対して学校の駐車場はわずか10台しかありません。
みんなが車で送っていったら大変なことに…
それに他の子は歩いて行くのに自分の子だけ送って行くのも…
さらに昨日は、私が交通当番(交差点で旗を持って、児童が横断歩道を渡るのをサポートする)係の日なのです。
車で送っていたら当番の時間に間に合いません。
ご近所のママ友に、うちの子も乗せて欲しいとも言えず、
娘には頑張って歩いて行ってもらおうと思い、
レインコートを出してきて着せていました。
すると学校のホームページが、
「雨が強いので自宅で待機してください。」
と更新されました。
外を見ると更に雨風が強くなり、
傘が簡単に飛んで行ってしまいそうな勢いになっていて、
この状況で娘を歩いて行かせようと思っていた自分が恐ろしくなりました。
自宅で待機していると、じきに雨風が少し弱まってきました。
再度ホームページが更新され、
登校してください。とメッセージがありました。
そこでまた娘にレインコートを着せて集合場所へ行くと、
30名ほどが集まるはずが2人しかいません。
みんな車で行っているようです。
その2人もお母さんと来ていて、
この人数で行かせるのも危ないからわたしたちも車で行こう、ということになりました。
それなら交通当番の役目もないので、
私も車で送って行きました。
学校の駐車場は思ったほど混雑しておらず、無事に送り届けることができました。
おそらく家が近い児童は歩いてきており、
遠い私のエリアの家庭が送っていったようです。
大雨の時、気象庁の警報が発令されているかどうかだけで判断するのは危険だと思いました。
一番大切なのは子どもの安全なので、
少しでも危ないと感じたら、学校へ連絡して自宅で待機する。
学校からの連絡だけでなく、自己判断も必要だと思いました。
朝の雨があがったら、太陽の周りにきれいなリングが見えました。