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師走の意味いろいろ

〜あっちもこっちも師

今週末には12月になります。12月は師走と言いますが、「しわす」「しはす」と読むこの言葉には、たくさんの意味があって面白いのでご紹介します。

 

初めに、師走を意味する12月は旧暦の12月なので、今でいう12月下旬から2月上旬ごろを指します。そのために名前の由来は年末年始からきています。大きく分けて2つの意味があります。

 

A:師が走る

この「師」が誰なのかについて3つの説があります。 

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①師=御師

御師とは、神社や寺に参拝に来る人の案内や宿泊をする人のお世話をする人です。大晦日や初詣にたくさんの人が参拝に来るので忙しい。という意味。

 

②師=僧侶

日本では古くから年末にはお坊さんが各家庭を回ってお経を唱えていく風習があったため、僧侶が忙しく走る。という意味。

 

③師=学校教師

学期末テストや行事などが重なり、12月は先生方はとても忙しい。という意味。

 

B:一年の終わり

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「し」は、仕事・四季・一年を表し、「はす」は、果たす=終わるを表します。

仕事や四季、一年が終わる月。という意味。

 

私は師走の意味を、A③の「先生ですら忙しい12月」と認識していましたが、他にも諸説があるんですね。

 

これを現代に置き換えてみると…

12月に忙しく走るのは、年賀状を配達する郵便局員や、お歳暮関係のデパートや宅配業者かもしれませんね。他にもイルミネーションを飾る人や忘新年会の飲食店は忙しそうです。

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そう思うと、12月に忙しく走る人は昔よりも増えているみたいです。

クリスマスという大きなイベントもありますし、これから年末に向けて気忙しくなります。家族の体調を気にかけて、元気に師走を過ごしましょう!!

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