~中が見えたら、あら楽しい♪~
図書館で借りた絵本がとても面白い!
「すっぱりめがね」
いろいろな物が半分に切れて、断面が見える。
色鉛筆のような温かいタッチで、複雑な細部までリアルに描写されている。
缶詰の中は液体だから、物理的に絶対に見ることができないもの。
ピアノの断面も、見る機会はそうそうないだろう。
表から見ただけでは想像できないような仕組みになっている。
身近な物の断面を見ることは、大人には容易に想像がつく。
なのに見た目のギャップにフォーカスされているからか、新鮮な面白さがある。
娘はきっと、
「世の中には面白いことがたくさんあるな~。」と思っていることだろう。
「すっぱりめがね」というネーミングも面白いようで、
ぺージをめくる時に、「すっぱり〜!」と叫ぶ。笑
幼い頃から知的好奇心を伸ばしてあげることはとても大切。
様々な経験をすることで視野が広がって、そこから良い連鎖が起こる。
ピアノの中はこんな仕組みになっているんだ。
↓
どんな音がするのかな?
↓
演奏を聞いてみたいな。
↓
ピアノの他にはどんな楽器があるのかな?
というようにどんどん広がっていく。
また幼い子供が楽しむためには、親も一緒に楽しむことが必要。
少し目を添え、手を添えて、時にはやって見せたりすることで、
知的好奇心は一層広がっていく。
そんなことを私に気づかせてくれた絵本だった。