~検査では見えないこと~
娘は毎年4月に「新版K式」という発達検査を受けている。
今回の結果は、
・認知、適応 78
・言語、社会 76
・総合 77
(年齢平均を100とした発達指数)
発達の度合いの年齢は、4歳2カ月。
実際の年齢は、5歳7カ月。(約1歳半の遅れ)
昨年11月に受けた「田中ビネー」という知能検査の結果は、
・90 (同じく年齢平均を100とした知能数値)
この数値を評価すると、
DQ(発達指数)は、
・70以下が発達障害
・70~85はグレーゾーン
・85以上は定型発達(健常児)
IQ(知能指数)は、
・70以下が知的障害
・70~90はグレーゾーン
・90以上は定型発達(健常児)
娘は、DQ(発達指数)76、
IQ(知能指数)90、なので
「発達度合いはグレーだが、知的な遅れはさほどない。」といえる。
検査で見えてくることは大きい。
現状を正確に把握し、療育方針を決めるのに役立つ。
とちらの検査も毎回点数が上がっていて嬉しい。
でも机上の検査では見えてこないことも多い。
「場の空気を読む。」
「相手の気持ちを推し量る。」
「協力して物事に取り組む。」
こういった能力は検査に反映されないが、社会で生きていく中で、とても大切。
時に知能より大事かもしれない。
これらを娘は、年齢相応に持ち合わせていると思う。
だから私の解釈は、
個性豊かな、ちょっと面白い子。
優秀ではないかもしれないが、自分を大切にでき、お友達を思いやることができる。
そんな娘だと思っている。
これからも検査は受けるが、検査結果にはそれ以上の意味はない。
娘の良い所をたくさん見つけて大切にしていきたい。
得意な事を伸ばして、のびのびと成長してほしい。