~自分を知る~
最近よく耳にする「HSP」という言葉。
「わたしもHSPかもしれない。」
「あの人もきっとHSPだよね。」と話題になります。
敏感な人、繊細な人、といった感じで使っていますが、
その定義は何なのだろうと思って調べたことをまとめます。
勉強したサイトは最後に記しております。
HSPとは
HSPはHighly Sensitive Person(ハイリー センシティブ パーソン)の略です。
高度な感覚処理感受性を気質として持つ人のことで、人類の15 - 20%に見られます。
約5人に1人いるとしたら、自分の周りにもたくさんいそうですね。
心理学の概念であり精神医学の概念ではありません。
病気や障害でもありません。
気質は生涯変わることはないので、性格のひとつということのようです。
HSPの特性
五感が鋭く、他者の言動や感情を敏感に感じて相手に過剰に感情移入してしまう。
周囲の音や臭い、光などを敏感に感じて集中を削がれてしまう。
ということがあります。
中には日常生活において気疲れして生きづらさを感じる方もいます。
障害ではないのに生きづらいと感じるのは辛いですね。
HSPの症状
「眠れない」「疲れやすい」「気分が落ち込む」「自信が持てない」など、うつ病と似たような状態が継続することがあります。
HSPとうつ病は医学的に全く異なるものですが、
HSPはうつ病を発症するリスクがそうでない人と比べると高いと言われています。
HSPの対処法
・自分の気持ちを言語化する。
HSPは物事を敏感に察知して対応を選び、深く共感しているために、自分の本心がわからなくなってしまいます。
ですから、日記を書いたりカウンセラーに話したりして自分の気持ちを確認しましょう。
・自分を大切にする
周囲の光や音といった刺激を遮断して、自分が心地よいと思う環境を選びましょう。
また、ひとりて落ち着ける時間を持ちましょう。
まとめ
感覚が過敏で刺激を受けやすく、うつ病になりやすい。といったネガティブな面が話題になりますが、
だからこそ他人と共感できる能力や物事を深く考える能力が高いという素晴らしい面もあります。
自分がHSPかどうかを知ることで、生きづらさを感じる前に、刺激を避けたり周囲の人へ理解を求めたりといった対処ができます。
5人に1人しか持ち合わせていない豊かな感覚を大切にして、上手く生かしていけたら、素晴らしい人生になることでしょう。
参照ページ
敏感すぎて疲れるのはHSPかも?うつ病にもつながるHSPの特徴と対処法 | 医療法人東横会 心療内科 精神科 たわらクリニック
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