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発達障がいの診断名の重み①

〜幼少期の判定で変わること〜

娘は3歳で「自閉スペクトラム症」、6歳で「ADHD」の診断がつきました。

 

この診断がつく前と後で、母親が感じたこと、診断がつくことによる変化をまとめます。

 

我が子が発達障がいかもしれないと思っているお母さんや、お父さん、また親しい友人のお子さんについて感じることがある方の参加になれば幸いです。

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気持ちの変化

不安→納得

診断がつく前は、他の子どもたちとの違い(=発達の遅れ)がいつも気になって、他の子と比べるたびに不安になっていました。

診断がつくことにより、その理由が明確に示されたために、納得できる部分が大きくありました。

 

心配→心配

診断がつく前は、発達障がいなのではないかという心配がいつも頭の中にありました。

診断がついてからは、この先どう育てていけばいいのか、定型発達の子とどれくらいのレベル差が出るのか、どんな大人になるのか、心配は具体的なものになりました。

 

原因探し→症状探し

診断がつく前は、父親似か母親似かといった遺伝的な根拠を探して、だから発達が遅いのだと自分を納得させていました。

 

診断がついてからは、自閉スペクトラム症は一人ひとりその症状が違うので、娘はどんなタイプなのかを探ることに注力する日々に変わりました。

 

このように気持ちは大きな変化がありました。 

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考え方の変化

個性→障がい

診断が付く前は、注意力が散漫な性格は好奇心旺盛。人と関わらない性格は人見知り。というふうに、その特性のすべてを個性とみていました。

 

診断が付いてからは、それらは脳の機能障がいであると受け止めました。

正直、子どもらしくて愛おしいと思っていた部分も障がいにあてはまると言う現実は、辛かったです。

 

子育て→障がい者支援

診断がつく前は、一般的な子育てをしていました。

苦手なことは慣れさせるために、多少無理やりにでも取り組ませていました。

 

診断がついてからは、療育者から色々と支援方法を教えてもらいました。

苦手なことは無理にやらせるのではなく、どうやったらできるようになるのかを考えて、専用の道具を自作して支援することもあります。

 

放任→干渉

診断がつく前は、子どもはほっておいても育つ。と放任主義でした。

 

診断がついてからは、目線はどこへ向いているか、行動パターンはなにかと、とにかく毎日よく観察しました。

そして、定型発達の子どもは苦労せずとも自然と身に付けていくことも、障がいのある子どもには難しいことが多々あることを知りました。

 

このように考え方もまた大きく変わりました。

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まとめ

診断が付くことで、楽になる部分としんどくなる部分がありました。

 

幼少期は成長に個人差が大きいために、診断が付くかどうかは診察する医師によって判断が分かれることも珍しくありません。

 

実際に娘も、発達障害専門医と小児科医、ベテラン保育士の見立てはすべて違いました。

 

次の記事では、診断名があるかないかで夫婦に与える影響と、生活の変化にいつてまとめたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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