〜本物を見て描けば、上手く描ける!〜
娘がどういう方法で捕まえたのか?チョウチョを連れて帰ってきました。花の咲いている雑草に止まっているチョウチョを、雑草ごと手に持って帰ってきました。
そのまま家の中までチョウチョさんは来たので、プラスチックの箱に入れてみると、羽根を休めているのでしょうか?飛び立つことなくじっとしています。
目の前でチョウチョが長い時間じっとしてくれる、というシュチュエーションは珍しいです。
その様子を見た娘は、チョウチョが止まった箱を自分の学習机に置いて、絵を描き始めました。
じっくりと観察できたようで、なかなかの出来栄えです。
羽根の模様や色が上手く描けています。
これまで娘が描くチョウチョは、「黄色でリボンの形を描いて、上に触覚にあたる線を2本描いて完成。」というものでした。
それがこんなに上手に、羽根を閉じた横からの姿をリアルに描けたことに驚きました!
私がたくさん褒めると、楽しくなったようで他にも自分が知っている虫を描き始めました。
左はダンゴムシ、右はとかげ。
左はカマキリ、右は先程のチョウチョ。
明らかに、チョウチョだけがリアルに描けています!
他の虫は自分の記憶を頼りに描いているのでイメージ画になってしまって、名前を書いてくれないと何の虫だかわかりません。
でもチョウチョだけは、名前を見なくてもすぐにわかります。
虫の絵を見る機会は、絵本で見るイラストが多いです。そのほとんどはデフォルメされて可愛らしくなっています。
動物や海の生き物も同じで、いざ絵を描こうと思うと、キャラクターのような仕上がりになるのは、本物をじっくりと観察していないからなんですね。
でも虫や動物、海の生き物の本物を目の前で観察するのは難しいです。そこで役立つのは図鑑です!
小学生になると図鑑を用意することがよくあると思います。入学祝いとか。それは成長に合わせた良いタイミングだったのですね。
本物を見ると、身体の仕組みにも興味が湧いてきます。そうして生態を学び、食物連鎖へと知識は広がっていくのでしょう。
上手に描けたチョウチョを見ながら、娘にも図鑑を用意しようと思いました!