~勉強が好きになる~
3歳ごろから増える、「なんで・どうして」という質問。
3歳~6歳くらいまでの子供を心理学では「質問期」という。
娘は言葉の発達に遅れがあったので5歳すぎから始まって、今も続いている。
いちいちわかりやすい言葉を選んで返事をするのはめんどくさい。
でも、子供はちゃんと聞いているから適当に答えるのは良くない。
先輩ママや療育の先生方からは、
「子供から受けた質問は、そのまま子供に質問するのがいい。」と聞いていたので、私もそうしている。
すると、最近はもっともらしい回答が返ってくるようになった。
〇絵本を読みながら・・・
娘「なんでカエルさんは手をふっているの?」
私「なんでだと思う?」
娘「みんながおうちに帰っちゃってさみしいから?」
〇中古車店を見ながら・・・
娘「ここはくるまの病院?」
私「車屋さん。車を買うところだよ。」
娘「なんで新しいくるまを買うの?」
私「なんでだと思う?」
娘「タイヤがとけちゃったから?」
〇ガリンスタンドのスタッフが、新規会員入会キャンペーンの為にハッピを着ていたら・・・
娘「なんでハッピきてるの?」
私「なんでだと思う?」
娘「たくさんお客さんがきてほしいから、お祭りですよってしてるの?」
〇通りがかったお店がリニューアルオープンしていたら・・・
娘「おみせがかわってる。なんで?」
私「なんでだと思う?」
(以前は看板に「串焼き・やきそば・焼き鳥」と書いてあった。)
娘「やきそばがなくなっちゃったから?」
当たらずとも遠からず。自分で考える力が確実についてきている!
自分で答えが出せたら、たくさん褒めてあげる。すると目がキラキラになる。
質問期の初めの頃は答えてあげるのが良いと思うけど、
自分でなんらかの答えが出せるようになったら、オウム返しするのが良いと実感する。
この知的好奇心が強くなる質問期に、“知らないことを知る喜び”、をたくさん味わうと、勉強することが好きになるそうです。
質問を最後まで聞いてあげる。答えを考えているときに先回りして教えない。答えられたらたくさん褒める。といったことが大切。
たくさんの質問には、たくさん質問で返そう。
そしてどうしても答えが出せなかったら、そしてその質問が、「どうして空は青いの?」などの難題だったら・・・
親は、子供の目がキラキラするような答えを頑張って考えよう!!