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ヘルプカードについて

~親しまれることを願って~

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私の住む自治体でも配布が始まった「ヘルプカード」。

これについて少し思うことがある。

 

ウィキペディアには、

「援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、

周りに配慮を必要なことを知らせることで、

援助を得やすくなるよう作成されたマーク。」とある。

 

義足・人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、精神障害や知的障害の人、妊娠初期の人、などが該当する。

 

でも実際には配布場所(役所・福祉センター・駅など)へ行けば、誰でも無料ですぐにもらえる。

もらうのに、障害者手帳や診断書などの提出書類は必要ない。

行けば誰でもすぐにもらえるし、郵送もしてもらえる。

この手軽さから、悪用されていることもあるらしい。

 

配布が始まっている自治体と、これから始まる自治体があるため、

配布されていない地域の人なんだろうか?フリマアプリから買う人もいるらしい。

配布が始まっている地域に、転売目的でもらっている人がいる。ということだ。

 

これについては賛否両論で、早く欲しい人にとっては助かる。とか、

無料配布の物を転売して利益を得るのはモラルに反する。とか。

 

自治体から配布されるのは普通のカードタイプなので、車両用マグネットや反射板などの機能が追加された商品はアマゾンなどでも売っている。

これは初心者マークなどとほほ同じくらいの価格で販売されている。

 

ヘルプカードは自分で作ることができるからだ。

ガイドラインに沿ってマークのデザインを使ったグッツを作ることができるのです。

 

だから誰でも勝手に簡単に量産できて、売ってもいいし、自分がカバンに付ければ電車で席を譲ってもらえる。という状況なのだ。

 

自治体から無料配布されるものには2種類あって、

マークだけのものと、連絡先や障害の内容などの情報が記入できるものがある。

 

ヘルプカードによって日常生活が暮らしやすくなる人が大勢いる。

この、本当にヘルプカードを必要としている人たちのためにも、配布には一定の基準を設けても良いのかもしれない。

 

そして、もっと認知度を上げる活動もして欲しい。

このデザインを見て、「見えない疾患を持っている人」だとわかる人は今どれほどいるのだろう?

 

とにかく、配布が始まったことは喜ばしい。

普段の生活はもちろん特に災害時には、このマークが役立ってくれることを願う。

健常者も障害者も、同じフィールドで暮らしていきたい。

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