~母の心の準備~
娘がまた、図書館で借りてきた本に影響されている。
「じゅんばんこ!」
主人公のさくらちゃんは、娘と同じ年長さん。
着替えや縄跳びができるようになって、おねえさんになったことを褒められている。
そんなさくらこちゃんが、「わたし、ひとりでねる、れんしゅうするよ。」と言って、
お母さんではなくお気に入りのぬいぐるみと一緒に寝ることに。
さくらこちゃんは、一緒に寝るぬいぐるみの順番表を作った。
これを見た娘。
さっそく自分も同じものを書いた。
(字が薄くてごめんなさい。)
一番上に、「にんぎょうねるひょう」とタイトルがついている。
9番までお気に入りのぬいぐるみをラインナップ♪
そして「まぁちゃんのベットかって。ひとりでねるの。」と言う。
え?もう?と思ったけれど、どうやらもうそんな時期らしい。
この統計によると、子供がひとり寝を始めた時期は、
7~9歳が36%、5~6歳が18%で、合わせると過半数を超える。
小学校に上がる時がタイミングのことも多いよう。
こちらによると、適齢期はその子によって違うので、本人が言い出した時がその子のタイミング。なのだそう。
そうなのか。本人が希望すればもういつでも始めていいのか。
母としてはもう少し一緒に寝ていたい。
一度離れてしまったら、二度と一緒に寝ることはないかもしれないもん。
そこで私は、「まぁちゃん一人で寝るの? いいけど、寝ている間にお布団けっ飛ばしてもママは掛けてあげられないから、きっと風邪ひくよ。」と言うと黙ってしまい、
それからは「ひとりでねたい。」とは言わなくなった。
こうして、娘が書いたぬいぐるみ表はお飾りになってしまった。
自分から言い出した自立心の芽生えを、母は摘み取ってしまった…。
ごめん!
ママの心の準備がまだできていないの!!
だって去年の今頃は、やっとおむつが完全に取れた頃。
半年くらい前は、私のトイレにもついてくるほど、甘えん坊さんだったのよ。
それが、もう一人で寝たいなんて…
勝手にどんどん成長しないでよ。
お風呂も一人で入る、なんて、まだ言わないで欲しい…
でも、これではいけない。
私は少しずつ子離れを意識し始めようと思う。
次に言い出した時は、ちゃんと応えてあげられるように。
6歳=就学というタイミングは、勉強机やベットを新調したり、
併せて個室を用意したりするタイミング。
幼児を卒業し子供へと成長する。
「対象年齢6歳以上」と書かれた玩具は多い。
6歳になれば危険認知や善悪が一通り理解できている。ということだろう。
子供の成長に合わせて環境を整えたり、親との付き合い方も変えていく必要がある。
年齢相応の心の成長を促すためにも。
母の意識改革は、頭ではよ〜くわかっている。
心でも… 頑張ろう!!!