~折り紙の世界~
連鶴の作品展が良かった。
これは「8連の輪鶴」、「八橋」とも呼ぶ。
小さな鶴の一羽一羽が、和紙の絵柄の出方によって羽の模様が変わる。
江戸中期、伊勢桑名の長円寺11世住職の義道一円の考案により作成された、
「秘伝千羽鶴折形」(世界最古の折り紙の本)に、49種の連鶴の折り方がある。
昔はこの連鶴のことを千羽鶴と呼んでいたそうです。
今では桑名市の無形文化財として大切に受け継がれています。
1枚の和紙で2~97羽の鶴を折る。
49種の全種類を折ることができる人が、全国で100人以上いるらしい。
本当に1枚からできているの?目を疑ってしまいます。
何度も折り重ねる為、1ミリのずれが何センチにも広がって失敗につながるらしい。
また、つなぎ目が破れやすいので薄い和紙を使うそう。
和紙の色や柄も美しくて、私もやってみたいな。
庭のサルスベリは猛暑に向かって満開です!
みなさんも暑さにお気をつけて、お元気にお過ごしください。