~「わたし時間」を大切にしよう~
久しぶりに美術館へ行った。
娘が生まれてからなかなか行くことが出来なかったが、
大好きな「クロード・モネ」の企画展を見つけ、足を運んだ。
朝いつものように娘を保育園へ送っていき、そのまま電車に乗って美術館へ向かう。
美術館という空間は心地よい。
静かで、広くて、絵を見る為だけの時間が流れている。
モネといえば「睡蓮」。
水面に映るピンク色の雲や木々が、睡蓮の花の間に見え隠れして美しい。
じ〜っと一枚の絵を見ていると、少しずつ感じ方(見え方)が変わっていって、
色が広がっていくように感じる。
画家はどんな気持ちで、何を絵にしたいのか?を想像しながら見ると、また違うものが見えてきたり。
脳の、日常生活では使わない部分の脳が、久しぶりに作動しているような気がした。
そしてランチ。これも子供が一緒では行けないお店、お蕎麦屋へ。
打ち立てのお蕎麦を食べるなんて、なんて贅沢!
大人の時間を堪能した私は、笑顔で娘を迎えに保育園へ戻った。
この、私が「わたし」でいた6時間の充実感がすごい!
私は「ママ」である前に「わたし」なのだ。
「わたし」でいる時間があまりに少なく、いつも「ママ」でいると、
「ママ」が「わたし」になってきてしまって、本来の「わたし」がわからなくなってくる。
「わたし」で過ごす時間を大切にしよう。
「ママ」のためにも「わたし時間」を持とう。
久しぶりに、忘れかけていた「わたし」を思い出させてくれたモネの睡蓮。
今度は、実際の睡蓮も見に行こうかな♪