~大自然の中の一部~
家族で岐阜県へキャンプに行ってきました♪ 岐阜県の板取川です。実はここは今月の11日に2名が死亡する水難事故が起こりました。
台風10号の影響で増水していたところもあったそうですが、普段から遊泳している場所での事故でした。
私たちが遊んできたのもまさにその現場でしたが、台風10号による増水は治まって静かな水面でした。板取川は「モネの池」で有名な貯水池に近く、とてもきれいな川です。
モネの池も板取川もたいへん透明度が高く、澄み切ったきれいな水が流れています。
美しいリバーブルーがどこまでも続いていました。バンガローやテントでキャンプを楽しみながら美しい清水で泳ぐ。夏休みは連日、そんな川遊びに来る人でにぎわっています。
でも幅が10メートルもない川の中央は、とても流れが速くて水深が深いのです。浮き輪やライフジャケットを身に付けていると、ふとした瞬間に流れに巻き込まれます。流され始めたら自分で止まることはできません。
私たちは岸から2メートルほどの水深80センチくらいの所に立っています。その後ろ、岸からわずか4メートルあたりは、浅瀬から急に深くなり、ゴーゴーと音をたてて激しく流れています。これは怖いなと思いました。
こんなに美しいけれど、人間の力は到底及ばない流れです。娘には、「川はプールとは違うよ。流れに巻き込まれたらパパやママは助けられないから、絶対に離れてはいけないよ。」と、よくよく言い聞かせてから遊びました。
水遊びは自分が安全だと思っていても、思いもよらないことが起きます。自分の目の前に危険地帯があることを感じながら、穏やかな流れの水深1メートル未満のエリアだけで遊んできました。
ドジョウやウグイ、アユなどの小さな魚がたくさん泳いでいるのが水面からも見え、ゴーグルをはめて水中を見てみると、ほんとうにたくさんの魚が泳いでいました!
大自然の中のほんの一部分に自分がいることを忘れずに安全第一で遊べば、日常では味わうことのできない自然に触れることができます。
そういったことも娘は体験できたように思います。夏休みの楽しい思い出がまたひとつ増えました。