~責任はどこまで?~
私、今年度は保護者会の副会長をやっている。
人生初めて、任期のあるボランティア活動を経験中。
クジで外れてしまった訳だけれど、やってみると皆が言うほど嫌なものでもない。
なんせ娘に関わることだから、内容にも興味がある。
初回の役員会から会長さんが欠席され、会を中心となって回すということも経験し、初体験を楽しんでいる。
この「初体験」が私は好き。
あと「人間観察」も大好き!
この2つが満たされる保護者会役員。
一年間楽しもうと思っていたが…。
少し暗い話を聞いた。
昨年度の役員の方がトラブった話。
書記係2人の片方(A子さん)のやったことが、あるお母さん(B美さん)を怒らせた。B美さんが怒っても仕方がない状況。
にも関わらずA子さんの対応は、「私はそんなつもりはない。」というもの。
苦情に対してお詫びがなかったことで、B美さんの怒りは倍増。
書記のもう片方のC恵さんが、怒っているB美さんの自宅へ伺い、深々とお詫びをしたことでなんとか収束。
だがC恵さんは何も悪くない。
聞いただけでもモヤモヤが残る。
事を起こした張本人のA子さんは「私は悪くない。」と言うが、故意でなくても怪我をさせてしまえば罪になる。
B美さんの心の怪我の責任を取らなければならない。
何も悪くないC恵さんは、A子さんの性格をよく知っているため、B美さんのお宅へお詫びに行ったことをA子さんには知らせていないらしい。
本来ならば、A子さんがすぐにお詫びと補足説明をしていれば、話はこじれずに済んだはず。
C恵さんが大人の対応ができる方だったから、A子さんは事なきを得た。
もし私がC恵さんの立場だったらどうしただろう。
自分は何も悪くなくても状況を察して自分が犠牲になり、矢面になってクレームを聞いて詫びる。
保護者会の役員の一人として、そこまで責任を負わねばならないのか。
園児の数は100人以上。その数だけお母さんたちがいて、
それぞれの感じ方がある。
我が子を大切に思う気持ちは同じでも、人と人には相性があるから合わないこともあるだろう。
そのことを心の隅において、明日の保護者会総会に参加しようと思う。
人間観察を楽しみつつ、大人の対応を心がけよう。