〜通学路の安全基準は難しい〜
娘の通う小学校までは徒歩で30~40分です。
小学校で通る道を指定しているため、行きも帰りも決められた道を歩くことになっていますが、指定された道に対して意義を訴えているご近所のお母さんがいます。
小学4年生になる娘さんがいるお母さんです。その内容とは、
「現行の道は、歩行者しか通れない傾斜のある住宅街の道で危ない。近くに高校があって痴漢の温床と言われている道でもある。(A路とします。)
それよりも、少しだけ遠回りでも歩道のある片側一車線の道路を歩かせたい。この道を使う児童数は多く、常に人の目があるから安全。(B路とします。)」というものです。
わたしはこれまで、車通りが多くてガードレールのないB路より、ショートカットできて歩道だけのA路の方が安全だと思っていたので、この話を聞いて驚きました。そういう考えもあるのかと。
さて、どちらがより安全なのでしょう?
A路:痴漢の温床で人目がなく危険。車が通らず安全。
B路:車通りが多く危険。児童数が多く人目があって安全。
A路は犯罪被害にあう、B路は交通事故にあう危険があるので、どちらがより安全なのかは難しいところです。どちらも100%回避する対策はありませんし、確率の話だと思います。
先の問題提議をしているお母さんは言います。
通学路を指定されて選べないのであれば、スマホを持たせることを許可して欲しい(現状でスマホやキッズ携帯の所持は禁止されています。)
GPS機能だけの見守りサービスの利用は可能ですが、価格が安いものは居場所がわかるだけです。「ALSOK」や「セコム」が提供するサービスは様々な追加機能がありますが利用料金が高め。
それよりキッズ携帯やスマホの方が安く、通話やラインができるスマホが一番便利で使いやすい。というお母さんの意見もうなずけます。
わかりやすくまとめられたサイトがあります。↓
子供用GPSアプリのおすすめ4選 小型で安くてシンプルなのはコレ! - 特選街web
子供にジュニアスマホ/キッズスマホならどこ? ドコモ,au,ソフトバンク比較
話がGPSにズレてしまいました。
学校側が今回のお母さんの問題提議を受けて、A路とB路のどちらがより安全と判断するのか、注目したいです。
また、高学年になればすでにキッズ携帯やスマホを持っている子もいます。
学校へ持って行くことを許可することで、GPSで位置確認ができたり、犯罪被害をいち早く知らせることができるかもしれません。
それも合わせて学校には検討して欲しいと思います。