~人間関係の発展~
娘は外ではいつも声が小さく、挨拶は自分からせずモジモジしている。 (家での声は大きすぎるのに。)
それが先日、参加しているサークルへ行った時のこと。
自ら走って私より先に会場に入り、
「おはようございます!」と、
そこにいる全ての人(30人程)に向けて、大きく元気な声で挨拶をした!
年長になって1カ月が過ぎる。
この短期間で娘は大きな「心の変化」をしている。
年長は、園では最年長。
当番制で飼育動物の世話をしたりと中心的な役割をすることが増えた。
そうした園での生活の中で、今までになかった感情が芽生えている。
「自分が先頭になってやる。」
「困っている子がいたら助けてあげる。」
といった行動をするようになった。
私との会話の中では、「これができたら大きくなるよ♪」と言うことが多い。
“大きくなりたい!”という心の現れだろう。
目に見えてわかりやすい「体の成長」も、親にはとても嬉しい。
一方、見た目ではわからない「心の成長」を感じると、
親にはじわじわとくる喜びがある。
昨年までは言葉の遅れもあって、いつもお友達に甘えてきた。
クラスのお友達がみんなで、助け・手伝い・励まし・優先してくれる。
それがあたりまえの日々だった。
そんな「妹キャラ」が確立しているかと思っていたら、早くも違う一面が見えてくるとは!
子供の成長に伴う、心の変化の速さに驚く。
これからの一年間は、心が大きく成長するだろう。
自分から積極的に行動することで、学ぶことも一層多いだろう。
「年中」は、お友達との関わりを持ち始め、その楽しさを知る時期。
「年長」は、友達との関係がより深いものになり、
時に親よりも友達との関係を大事にすることもある。
友達同士で役割やリーダーを決めたり、
何かトラブルがあっても自分たちで解決しようとしたりすることも。
社会での人間関係を築き始める年齢。
娘も色んな人間関係をお友達と築いて欲しい。
それが出来そうなここ最近の言動に、
これからの一年の成長を楽しみにしたい。