〜情報ツールとして〜
梅雨明け間近となり暑さが厳しくなってきました。私は暑いのは苦手なので家でのんびりと過ごす時間がこれから増えるでしょう。
庭のブルーベリーが熟し始めました。
4日ほど経つとこのくらい収穫できます。
そんなお家時間が増える私の状況にぴったりの本を見つけました。
美しい写真集、旅日記、趣味の着物、そんな本が私は好きなんですが、今回はちょっと違います。
You Tubeで見つけた「年収90万円で東京ハッピーライフ」という本です。
こちらは本を内容を要約してわかりやすく動画にしているチャンネルです。
最近はこういった映画や本の要約動画がたくさんアップされていますが、みなさんはご覧になりますか?見ると楽しいですよね。でも賛否あると思います。
私も著者や映画製作者の方にたいして、こういった動画で結末まで知ってしまうのはどうなのかな?と思います。予告編なら問題ないけれど、著作権はどうなっているのでしょうね?
そこで気付くことがあります。そういえば自分は最近、2時間じっくりと腰を据えて映画を見ることがなくなりました。以前は映画好きで毎週のように観ていたんですが・・・。
TikTok、Instagram、Twitterといった短時間の情報ツールを活用しているからか、YouTubeの30分の動画ですら長いと感じてしまいます。
娘に至っては、YouTubeは見たいところだけを飛ばしながら見たり、最初だけ見て次の動画へ移ったりといった見方をしています。
だから要約動画が好まれるのかもしれません。
でも本編を読んだり観たりしなければ、本当に作者の意図を理解できたとは言えませんし自分なりの解釈も生まれません。
だから要約動画はどうなんだろう?と思うのです。
でも今回のようにこの動画のおかげでこの本に出会うことができ、その後に本を購入しました。ですから情報収集に役立っていることも確かです。
はやり要約動画はあくまで情報収集ツールとして活用し、内容を知りたければ本編を見るべきだと思うのです。
ということで、たまにはしっかりと時間をかけて本を読んだり映画を観たりして、そうして初めて感じられる間合いや余韻を感じたり、熟考したりしようと思います。この本の内容は、自分が読んでからご紹介したいと思います。夏休みには娘と映画館へ行こうかな♪