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ADHDの薬の仕組みに納得

~ADHDは脳内ホルモンが足りない~

先日ADHDについて理解を深めたことを記事にしました。 

www.hazukiken.work

娘はADHDの診断がつくかどうか、判断しかねる程度のグレーゾーンです。

でも主治医の先生からは投薬の話もあり、気になったので調べてみました。

 

みなさんのお近くにも、ADHDの方やその傾向のある方がいらしたら、薬を飲んでいる方もいると思います。

その方への理解を深めていただければ幸いです。

 

とてもシンプルにまとめているので、専門的には説明不足のところもあると思いますがご了承ください。

薬の種類

今、日本でADHDに処方される薬は「コンサータ」と「ストラテラ」の2種類です。

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①コンサータ

脳内ホルモンの「ドーパミン」の働きを活性化します。

効き目は即効性があります。

飲む量とタイミングを調整することで、自分に合う服用方法を見つけるられると効果的です。

 

②ストラテラ

脳内ホルモンの「ノルアドレナリン」の働きを活性化します。

持続的に服用することで効果が現れます。

効果が出るまでに1~2カ月から半年以上かかる場合もあり、コンサータより副作用は弱いとされています。

 

どちらの薬にも副作用があり、食欲低下、疲れやダルさ、吐き気や頭痛、チック(まばたき)といった症状が、人によってはいくつも現れます。

 

薬が効くメカニズム

そもそもADHDに効く薬は、どんな作用でその効果を発揮しているのか。

その仕組みが知りたいと思ったところ、わかりやすい動画がありました。

www.youtube.com

動画を要約します。

ドーパミンは、勝負事に勝ったり、夢中になって楽しんでいたりする時にたくさん分泌されますが、普段から一定量は分泌されています。

 

一定量分泌されることで、集中して物事に取り組んだり、自分の気持ちを自制したりすることができます。

 

この普段のドーパミンの分泌量が、ADHDの人は定型発達の人より少ないために、気が散りやすく注意不足になります。

集中しようと努力してもできないのは、努力不足ではなくてドーパミンの分泌量が足りていないのです。

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またADHDの人は、自分が好きな物事に取り組んでいる時は、定型発達の人よりも大量のドーパミンが分泌されるため、

集中しすぎて他のことが目に入らない。声をかけても耳に入らない。という一面もあります。

 

このようにドーパミンの分泌量に振り幅があるのがADHDの特徴です。

 

そのため、ADHDの人が、仕事やテスト勉強をするといった集中する必要があるときに「コンサータ」や「ストラテラ」を服用すると、

足りないホルモンが補充されて、しっかりと取り組むことができるのです。

 

実際に服用されている方の感想では、薬が効いている間は頭の中かスッキリして、今やりたいことに集中できるそうです。

まとめ 

薬の服用によってADHDが改善されるわけではありませんが、日々の生活を過ごしやするすることができます。

 

できない自分に自信を無くすことなく、本来の能力を発揮できるようになるので、必要に応じて服用するのも選択のひとつです。

 

ただ副作用のある方が多いようなので、自分に合う薬の種類と服用頻度や量を見つけられるといいですね。 

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