〜菅さんも病気になる?〜
「どうして冬は夜が長いの?」
「どうして冬は寒いの?」
答えは同じなんですが、それを8歳の娘に説明するのは至難の技です。
今日は、質問のレベルがどんどん上がっている娘の話です。
娘「なんで安倍さんは辞めたの?」
私「病気になっちゃったからだよ」
娘「なんで病気になっちゃったの?」
私「歳をとっていくとね、病気になることもあるんだよ。」
娘「じゃぁ、菅さんは病気にならないの?おじいちゃんだよ。」
私「菅さんもなるかもしれないね。」
娘「なったらまた安倍さんになるの?」
私「それはわからない。」
娘「だれがわかるの?」
私「だれもわからない。」
娘「なんで?」
私「………。
おやつにしようか。」
娘「うん♪」
こんなやりとりが毎日あり、最後に私が黙るというオチのない会話をしています。
小学校低学年の子がわかるように説明するのってほんとうに大変です。
知識があれば答えられるわけじゃなく、子どものレベルに合わせて説明するという技が求められるから。
小学校の先生はそれを毎日やっていると思うと本当にすごいですね。
よく、質問には質問で答えるといい。と聞きます。
「なんで?」と質問されたら、
「なんでだと思う?」と、本人に考えさせる。というもの。
私もこれはよく使いますが、
これが使える質問と使えない質問があるのです。
安倍さんが辞めた理由は娘にはわかるはずがないし、
「どうして冬は長いの?」も同じく。
だから子どもの質問に上手く答えるスキルは、親も磨いていかなくてはと思うのです。
なにはともあれ、娘の質問レベルが上がっているのは成長の証ですから嬉しいことです。
「子どもの質問に上手く答える選手権」があったら面白そうですね。