〜アサガオの種採り〜
夏休みも残り少なくなり、宿題のひとつの「アサガオの観察」も終わりが近づいてきました。最後はもちろん、種を採って観察します。
恥ずかしながら私、アサガオの種がどこにどう実るのか知りませんでした。なので娘と一緒になって、「わーすごいね!種だよ!種ができてるよ!!」とはしゃいで採りました。
一輪の花からひとつできるこの袋の中に、米粒ほどの種が6個ほど入っています。みかんのひと房のような半月の形の黒い種です。
春に蒔いた時は20粒ほどだった種から50輪ほど花を付けたので、種は300粒ほど採れそうです。この種は学校へ提出し、来春にまた入学してきた一年生が蒔いて観察をします。
娘の通う小学校は50年以上の歴史があるので、いったいこの種のリレーは何十年続いているのでしょう。無事にリレーをつなげることができて嬉しいです。
もらった種を蒔いて、芽が出て花が咲き、種が採れる。そして種が採れた後は枯れていく。この一連の流れを学んだ娘は、動物と同じように植物も命のリレーをすることを実感したようです。
私はアサガオを育てると聞いた時、「一年生の定番だなぁ。」と軽く流していました。でもこうして一緒に育ててきれいな花を愛でて、花の後に実る種を見ていると、じわじわと感動しました。
この小さな種からまたたくさんの花が咲くのを見たいので、この種を10粒ほどいただいて来春にまた蒔こうと思います。
娘のおかげで楽しい経験ができました!