~大きくなりたい!小さくなりたい!~
そろそろ6歳になる娘は、
「赤ちゃんにもどりたい!」と、
よく口にする。
どうしてか聞くと、
「ずっ〜とだっこしててほしいの。」と。
もっと甘えたいよう。
かと思えば、
「おっきくなりた〜い!」と、
よく口にする。
どうしてか聞くと、
「あのね、こおひいのみたい!」と。
大人の真似をしたいよう。
今の自分では出来ないけれどやってみたいこと、
逆にママにもっとやって欲しいこと。
これらがたくさんあり、
「おっきくなりたい。」「ちっちゃくなりたい。」と頻繁に言う。
自分は赤ちゃんではなく、大人でもなく、子供なんだという自覚がしっかりあり、
赤ちゃん用や大人用のものは使わず、子供用が用意されていると嬉しい。
こういうバランス感覚はとても大切だと思う。
集団や社会の中で、自分がどういった立場やポジションにいるかをわきまえることは、
その場に合う身の振り方ができること、自分の許される範囲を理解することにつながる。
例えば病院の待合室で、
大きな声を出して良いのは、赤ちゃんだけ。
血圧計を使って良いのは、大人だけ。
歌を歌いたくなっても、我慢。
血圧計が楽しそうで触ってみたいけど、我慢。
もしかしたら娘には、
「なにをしても許される赤ちゃん。」
「なんでもやれる大人。」
に見えるのかもしれない。
子供ってけっこう大変な思いをしているのかも。
子供だから許されること、できることが、たくさんあるんだけど。
それは大人にならないと分からない。
頑張れ娘!!
我慢した分、頑張った分、成長できるから。
つぼみはきっと、綺麗に咲くよ。