~幼児期の記憶~
娘が赤ちゃんの頃によく遊んでいたガラガラ。
私の記念にと保管していたのを、娘が見つけてひっぱりだしてきました。
嬉しそうな顔で、
「これ、ちっちゃいまぁちゃん(自分の名前)のオモチャ!」と言って。
覚えているんだ~!!
これ、普通の事? 私は驚いたんだけど・・・
脳の中で、長期記憶を形成するのに大切な働きをする海馬。
その海馬がまだ未発達な赤ちゃんの記憶は、
1歳で数週間、2歳で数ヶ月、3歳で1年しか保存できないとも言われています。
そして、まだ完全には解明されていない「幼少期健忘」という現象があります。
3歳ごろ以前の記憶が、取り出せなくなってしまう事です。
それなのに、なぜ5歳の娘は、1歳の頃に遊んだオモチャをしっかりと覚えているのか?
脳の仕組みはまだ解明されていないことも多いです。
約3割近い子どもが持っているという「胎内記憶」についても、科学的な証明はありません。
そこで母、聞いてみた。
「ねぇ、ママのおっぱい飲んでいたの、覚えてる?」(1歳半で断乳している。)
「(当然、という顔で) うん!!」と。
「どんな味だった?」
「・・・・・・・しばらく経過・・・・・・、紅茶味。」 笑笑
きっと、普段自分が飲んでいる、全ての飲み物とは味が違っていて、
自分が飲んだことのない飲み物の名前を言ったよう。
続いて、
「ねぇ、ママのお腹の中にいたこと、覚えてる?」
「(またしても、なんで聞くの?という感じで) うん!!」
「何してたの?」
「ママの声、聞いてたよ。」
きたきた~! これぞ胎内記憶!!
胎内記憶を持っているのは全体の3割というから、よくぞ持っていてくれた!
娘は言葉の発達が遅くて、
やっと最近になって自分の気持ちが言葉で伝えられるようになったので、
これ以上の話はできなかったけど、
もう少し成長して、もっと詳しく話してくれたら嬉しいな♪
それまで記憶が残っていてくれることを願って!!!