~風景から人間へ~
5歳の娘は、ずっとパパを避けてきた。
優しいパパなんだけどね。
お風呂も寝るのも、絶対にママと。パパと3人も嫌。
出かける時は、パパも来ていいけどママが一緒じゃなくちゃ行かない。
パパと二人でのお出かけは、未経験。
これには、娘が言葉の発達が遅れていることも関係しているらしい。
遅れについてはこちらで⇩
専門家の先生によると、言葉が話せない頃の幼児は、自分の要望通りの反応を返してくれる人を人間として認識し、
その他の人は風景の一部。なのだそう。
風景って、なんてどぎつい表現なの。
なので娘から見ると、ママが最初の人間で、次に先生。
パパは接する時間が短くて、態度での要求が理解しきれないから、風景の一部。
パパ、かわいそう…。
そして最近、めでたくパパも人間になった!!!
最近は言葉の遅れが改善されて、自分の気持ちや要求を言葉で伝えることができるようになって、
それまでは話さなくても、態度で解ってくれるママと先生としか持てなかった人間関係が、言葉を得たことでパパとも持てた。ということみたい。
「嫌だ。」と言えば、「そうだね。」と同意してくれたり、
「できたよ。」と言えば、「えらいね。」と褒めてくれたり、
「一緒にやろう」と言えば応えてくれるパパが大好きになった。
なにより喜んでいるのは、当然、パパです。
それまでは、居ても居なくてもいいよ。とでも言うような表情を向けられていたのが、
日に何度もパパ、パパと呼んでくっついてくるのです。
今までのパパの寂しさを一気に吹き飛ばし、その分まで喜びが上乗せです♪
嬉しすぎて甘やかしすぎるのが、少々気になるほどの溺愛ぶり。
求められると、愛情って深くなるものですよね。
なので最近は、家族3人で出かけることが増えました。
「一緒に遊びたい。」と娘もパパも強く思うようになったから。
この様子だとパパと二人でお出かけする日も近いかな。
甘え上手になるのも時間の問題っぽいけどな~。
●11月23日 いい家族の日
~ 「いい(11)ファ(2)ミ(3)リー」の語呂合せ。~