~友達好きでも自閉症~
娘は1歳半からずっと、定期的に診察をしてもらっている。
発達障害の専門医にお世話になっています。
3歳で「自閉症スペクトラム」の診断が付き、
4歳で「発達遅滞」と変わり、
今回5歳でまた「自閉症スペクトラム」の診断が改めて付きました。
これまでの経緯は、こちらにも書いています。
今回の診断についての先生の解説は納得しています。その通りだと思う。
「自閉症スペクトラム」という発達障害が、さまざまな障害を含んでいこと、
幼少期は診断名が付きにくいことも解っています。
でも、なんだか受け入れきれません。
「こだわりが強い。」「自分の世界の中で遊んでいる時がある。」
こういった性格が顕著になってきたことで、「自閉症スペクトラム」=障害児と言われる。
これがしっくりきません。
娘のこの性格は、母親に対しては強く出るけれど保育園ではない。=社会性・協調性はあると思う。
外向的な性格で、お友達と過ごすことが大好きで、他害行為(他人に手をあげること)は一切ない。
知能遅れや運動機能の遅れもない。
だから普段の園生活で、問題になる言動はありません。
それでも障害児・自閉症と言われる。
「障害児」という呼び方。「自閉症」という名前。
それらが、どれだけ母親を傷つけるか。
そうなんです。現実を受け入れられないのではなく、この名前がどうしても嫌なのです。
そして将来は本人も、この診断名を自分のこととして認識する時がきます。
その時までに、
「痴呆」を「認知症」と改名したように、
「障害児」「自閉症」も、適切な呼び方に改名して欲しい!!
脳の機能障害ではあるけれど、個性が強いとも言えるのです。
障害とか自閉という言葉には差別用語の響きを感じる。
「個性の強い脳のタイプ」、そんな感じの名前にして欲しい。
診断名がなんであれ、愛娘であることに変わりはありません。
私はこれからも娘の個性を尊重していくし、自信を持って自分らしく生きて欲しいと思う。
私の心の叫びを読んでくださり、ありがとうございました。