〜成長は嬉しいだけじゃない〜
昨日、娘が鼻水を垂らし始めたので小児科へ行きました。
その時の会話です。
私「今日はもしもし行こうね。」
娘 : グズグズ、グズグズ…
私「大丈夫だよ〜今日はチックンはしないよ。もしもしだけだよ。」
娘「ちゅうしゃはこわいからいやだ。まえだ(病院の名前)はいかない。」
と言うではありませんか!!
もぅ、チックンなんて、もしもしなんて、赤ちゃん言葉は卒業している。
娘はおしゃべりが始まった時期がかなり遅く、当時は発達障害の診断がついたほどでした。
言葉の発達が遅いと理解力も低いので、発達検査では知能遅れ、となりました。
ひとりっ子で、そもそも普通の発達程度がわかっていない新米パパとママは、パニック!
障害児をどう育てたら良いのか、将来はどうなるのか?
と、それはそれは心配し、やれる事は何でもやろうとリハビリや療育に励みました。
その成果もあって、今ではおしゃべりが上手に!
まだお友達よりは少し遅れているけど、保育園で問題なく過ごせるようになりました。
診断も「障害」ではなく「遅れ」になり安心しています。
そんな娘の成長は、嬉しい!!
のひとこと
ではないんですね…
幼児期のおぼつかない話し方や振る舞いって、特有の可愛さがある。
その時期が通常より長かった。
手がかかる子ほど可愛い。
できの悪い子ほど可愛い。
とはよく言ったもので、
心配をすればするほど、世話を焼けば焼くほど、
可愛いく思えるのです。
赤ちゃん言葉を卒業したこと、ぐんと成長したことに、
なんとも言えない寂しさも感じた母でした。
あぁ、こんな風にどんどん成長して、いづれは私から離れて行くんだな。
あと5年もしたら、もうお風呂も一緒に入らなくなって、
あと10年して15歳になったら〜…
子供の成長って、喜びの裏側にはいつも寂しさがあるんだと、
しみじみ感じた出来事でした。