〜パプリカ♪が聞こえる〜
今夏2度目になる浴衣を着て、娘と地元のお祭りへ行きました。
屋台がたくさん出ています。
ヨーヨー釣り、的当て、スーパーボールすくい、おめん、
焼きそば、ラムネ、かき氷、わたがし、とうもろこし・・・
暗くなると始まる盆踊り、月が~♪ 出た出た~♪ 月が~出た~ぁ (ヨイヨイ) ♪ のおなじみの三炭坑(たんこうぶし)♪
住んでいるところが田舎ということもあるのでしょうか、私の幼少時代とほとんど変わらない光景です。
自然と自分の遠い記憶が蘇りました。私も母に手を引かれて、姉と一緒にお祭りへ行ったなぁ。
以下、遠い記憶〜
人混みをかき分けてたどり着いたヨーヨー屋さんには、水に浮かんでふわふわと揺れるヨーヨーが、ライトに照らさせてキラキラしていた。
赤、オレンジ、黄色、水色、ピンク、黄緑、どれもきれい。
釣れても釣れなくても1個もらえて、ゴムの輪を中指にはめてもらって、遊びながらまた人混みを歩く。
そんな光景を今でもよく覚えています。子どもは暗くなってから出かけることが珍しく、明るく揺れる提灯は大人の世界を垣間見ているようでした。
今となってはヨーヨー釣りをやりたいとは思いませんが、娘にはもちろんやらせてあげました。
私の時代と同じ柄です。大きさはもっと大きく感じていました。
本気で色を選んで一生懸命に釣っている娘の横顔を見ていると、ありし日の自分と、その時の母の気持ちを感じます。じんわりと。
パプリ〜カ♪ 花が咲い〜たぁら〜♪ は〜れた空に種〜をまこ♪
子どもの頃の記憶は生涯忘れることはありません。娘にも私と同じように、楽しい思い出をあふれさせてあげたい。
たくさん踊って帰る頃にはすっかり暗くなり、明るく揺れるちょうちんを見ながら、「また来年も来ようね。」と娘と話しながら帰りました。
な~つがすぅぎ♪ か~ぜあ~ざみぃ~♪ だれの・・・♪
帰り道はこの曲で。