~「モミジ」と「カエデ」~
立冬を過ぎてもまだ温かく、紅葉の進みはゆっくりです。
今年の紅葉は長く楽しめそうですね♪
私も家族で週末に紅葉を見に行きましたが、
毎年「きれいだね~。この葉っぱはなんて名前だろうねぇ。」と言って眺めています。
そこで、ちゃんと調べてみましたよ。
みなさんも必ず目にしたことのある葉っぱですから、見てみてください♪
①モミジ
まずは「紅葉(モミジ)」と「楓(カエデ)」の違いを確認します。
この二つは植物分類上はいづれも「カエデ科のカエデ属」です。
ようするに、カエデの中に、モミジという種類があるのです。
モミジの種類は日本では30種ほどありますが、代表的なのは3つ。
「ヤマモミジ」
「イロハモミジ」
「オオモミジ」
この3つの見分け方をご紹介します。
「オオモミジ」は葉が大きい。7~10センチあります。葉の切れ込みは5~9列と形の種類が多いので、大きければオオモミジでよいでしょう。色は朱色と黄色があります。
次に「イロハモミジ」は4~6センチと小ぶりで、葉の切れ込みも5~7列と少な目。色は朱色しかありません。朱色の小さいのはイロハモミジ。
葉の切れ込みを「イロハニホヘト・・・」と数えたことからこの名前が付きました。
最後は「ヤマモミジ」。6~9センチで、葉の切れ込みは7~9列。色は黄色または橙色(濃い朱色)、源氏色(鮮やかな赤)。大きくもなく小さくもなく、色の種類も多いので、見分けにくいかもしれません。
②イチョウ
これはみなさんご存知ですね。黄葉や銀杏といえば、イチョウです。
樹齢1000年以上の樹もあることから、花言葉は「長寿」です。
③カエデ
それではカエデを見てみましょう♪
葉の形がカエルに似ていることから「カエルデ」→「カエデ」と呼ばれるようになりました。
「ハウチワカエデ」。団扇の形で、天狗が持っていそうですね。
「テツカエデ」。緑色の時はカエルに見えますね。
「ヒトツバカエデ」。丸い葉でもカエデなんですね。
いろんなカエルさんがいますね・・・日本では26種類あるそうです。
もっとたくさんの紅葉の葉をご紹介しようと思ったんですが、種類が多くて難しいので、ここまでにします。
みなさんも紅葉を見に行ったら、「モミジ」と「カエデ」を見分けてみてくださいね!