~くるくる回る至極の世界~
庭のブルーベリーの樹は、初夏の日差しを浴びて成長中。
左は昨日。右はその1週間前。
今日は「万華鏡」の話。
私が二十歳くらいの時、たしか美術館のセレクトショップで購入した万華鏡がある。
最近はずっと保管されていたが、娘が楽しめるかと思って久しぶりに出してみる。
オイルタイプの万華鏡。
当時の私には高い買い物だったと記憶している。
万華鏡は、かつては万華鏡(ばんかきょう)、
百色眼鏡(ひゃくいろめがね)、
錦眼鏡(にしきめがね)とも呼ばれたそう。
久しぶりに覗いてみると・・・
(スマホでもこんなに奇麗に撮影できる!)
覗く所はとても小くて、中には無限の世界が広がっている。
ゆるゆると広がり回りながら模様が変化していく様は、飽きないなぁ。
万華鏡の歴史をググってみる。(以下、ウィキペディアより)
ディヴィッド・ブリュースターが偏光の実験の途中で発明し1817年に特許を取得。
科学の道具として発明されたものが、玩具として急速に複製された。
日本には江戸時代の文化文政時代の1819年には既に輸入され、
「紅毛渡り更紗眼鏡」などと呼ばれ、大阪では偽物が出回るほど人気を博した。
埼玉県川口市には個人が運営する「日本万華鏡博物館」がある。
また北海道小樽市の「オタルカン」では世界最大規模のカレイドスコープgarallyがある。
万華鏡は牛乳パックでも作れるらしい。
くるくる回しながら見ていると・・・
頭の中が空っぽになって、輝く世界の中に自分が入り込んだような錯覚になる。
「ま~わる~♪、ま~わる~よ♪、じだい~はまわる~♪」
そしてなぜか、中島みゆきの「時代」が脳内に流れる。
お付き合いいただきありがとうございました。