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脱キャリアウーマン、育児でしっぽり、ほっこりと♪

全くできない部活を続ける意味

〜全ては自分探し〜

小学3年生の娘は6月から学校の「金管バンド部」へ入部しました。夏休みも週に2〜3回ですが練習があり頑張って通っています。

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部員のお母さんたちが当番制で見守り役のために参加するシステムで、私も夏休みに入って初めて参加しました。

 

入部して3ヶ月。どれくらい上達しているのかと期待して行きました。ドラムを始めたので、難しそうだな・・・とは思っていましたが、娘はまったくリズムが打てていませんでした。

 

先生からは「崩壊しているよ。みんなと合わせないと意味がないよ。」上級生からは「家で練習してきたの?やってこなくちゃ来てる意味ないじゃん。」とバッサリ言われる始末です。

自分から仲良しのクラスメイトと一緒に入部したいと言って始めましたが、ここまでヒドイとは私も想定外です。

 

そこで思ったこと。

ADHDの娘には、周りとタイミングを合わせるという行為はとてもハードルが高いのでは?自分のタイミングで自分のやり方でやる活動の方がうまくできるのでは?

もしそうであれば、一番苦手なことに取り組んでいることになります。これから6年生まで部活を続けて行く中で、どんどん周りの子との差が出てくれば、本人もしんどくなるのでは?

 

それでも、本人から辞めたいと言うまでは続けさせようと思います。理由は3つ。

①自分の得意、不得意を経験できる。

親は見ていればある程度の適正はわかりますが、それらを本人が体験を通して実感することが大切だと思います。好きなことと嫌いなこと。得意なことと不得意なこと。どんな経験も長い人生の中では役立つと思います。

 

②療育になる。

上級生から怒られること。その後お友達から励まされること。それらは普段のクラスメイトと遊ぶ中では得られない体験です。

3年生から6年生までのチームで曲を演奏するという共同作業は、同じ時間を過ごす時間が長い分、深い関係性を経験できます。それはきっと貴重な療育(治療を目的とした教育)のひとつになると思います。

 

③苦手を克服できるかも。

これまでの習い事は、最初からそこそこうまくできることばかりでした。ですから初めて「自分は他の子より下手なのかも。」と感じているはずです。それでも嫌にならずに続けていますから、なんとかついていけるかもしれません。そしてうまくドラムが叩けるようになったら、経験したことのない大きな成功体験になることでしょう。

 

以上が続ける理由3つです。

大人になれば、他の人よりうまくできる事を仕事にすることになります。ですから子供のうちは、得意不得意に関係なく自分が興味を持ったことをなんでもやってみて、何が人よりうまくできる事なのかを知る、自分探しの時間です。

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まずは100円ショップでおもちゃの太鼓を買ってきました。それで毎日家でも練習中です♪

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