〜疫病を追い払う花火〜
今年は娘の浴衣を新調しました。ついで買いで私の浴衣も買ったので、お出かけしたくて仕方がありません。
でもお祭りや花火大会は中止ばかり。人の多いところへ行くのは避けたいですからどうしようかと思っていたら、楽しそうなイベントを見つけました!
愛知県犬山市にある「博物館明治村」で開催の「宵の明治村」です。浴衣を着ていくと入館料が割引になり、開館時間が21時まで延長されて花火大会もあります♪
この夏はこれで決まりだね!と夫とも話し、3人で浴衣を着て出かけました。
明治村とは、明治時代の芸術上、歴史上価値のある建築が全国から移築され保管、展示されているところ。明治時代はそれまで日本に継承されてきた木造建築に、欧米のレンガやガラス工芸の技術が重なって作られた近代日本の基盤を築いた時代です。
こちらはアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルです。チャールズ・チャップリンやマリリン・モンローが宿泊し、多くの映画やドラマの撮影でも使われました。
娘にはちょっと難しい話ですが、聖ヨハネ大聖堂では初めて見るキリスト像に圧倒されていました。昔懐かしい駄菓子屋さんや黒電話の展示も興味津々でしたよ。
また金魚をモチーフにした体感型デジタルアトラクションや、私が大好きな金魚絵師の深堀隆介さんの金魚桶の展示もあり、充実した内容でした。
金魚養画場 美術作家 深堀隆介オフィシャルサイト RIUSUKE FUKAHORI Official site
浴衣も花火も昨年は着ることも見ることもなかったので、今夏は良い思い出が持てました。昔は花火は疫病を追い払うと言われていたそうです。来夏は全国の花火大会が復活しますように。