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脱キャリアウーマン、育児でしっぽり、ほっこりと♪

着物は襟合わせが大事

〜着こなれ感が欲しい〜 

お友達からのリクエストで始めた着付け教室が4ヶ月目になりました。週に一回の開催で10回目を迎えます。生徒さんが上手くなるのはもちろんですが、私もスキルアップしているのを感じています。

 

自分で着るだけよりも誰かに教えることで、気づくことがたくさんあるのです。

大きな気づきは「襟合わせ」です。これが上手くなると似合う着物が増えるのです。

どういうことなのか、ご紹介します♪

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こちらは教室を始めるにあたり購入した本です。我流ではなくしっかりと教えようと思い、この本で初心に戻って自分も勉強しました。

その中にとても役立つ情報があったのです!

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襟の後ろ部分は「抜き」といって、たくさん抜くと首筋が大きく開いて女性らしくなります。(やりすぎると下品になります。)男性や子供はこの抜きは作らずに着るので、大人の女性の色気です。

 

そして襟合わせには更にさまざまな表情があります。

「深い」「浅い」という着方の違いだけで、自分の年齢や首の長さや肩幅といった骨格に似合う着方があるのです。

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ほんとうに着物は奥が深いです。

いろいろと試して自分に似合う襟合わせを見つけることは、より着物を美しく着るだけでなく、着崩れを防いでくれて着心地が良くなります。

一見して着慣れていると感じる方は、きっとこういったところを熟知しているのだろうと思います。

 

例えば、若い方に似合いそうな可愛らしい花柄の着物を40代の私が着たいと思ったら?

今の私に合う着方をすれば着こなせるのです。これが和服の魅力です。

 

洋服はサイズが決まっていて着方はひとつですが、和服ならおばあちゃんもお母さんも娘さんも、3代で同じ着物を着ることもできるのです!

 

私も改めて自分に似合う襟合わせを研究し、生徒さんに似合う形を一緒に見つけることもできました。

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私は右側です。もっともっと着付けの技術を上げたい、着なれ感が欲しい、と思う今日このごろです。

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