~空想と現実~
8歳の娘は幼いろから絵本が大好きだったので図書館に通い続けています。
3週間借りて、返しに行きながら次の本を借りてくる。
というサイクルをずっと続けてきました。
それが今年の2月にコロナで図書館が休館になってから途絶えてしまいました。
その後、夏に図書館の運営は再開しましたが、
不要不急ではないので控えています。
そして先日、学校の校外学習で久しぶりに図書館へ行ったら、
また一気に娘の本好き熱に火が付いたようなんです。
「としょかん行きたい!」という娘と、久しぶりに二人で図書館へ行きました。
そこでは、これまでとは全く違う娘の姿がありました。
今までは私が本をセレクトし、
娘は目についた本を机に持って行って読んでいました。
それが今回は「自分でえらぶからいいよ。」と言われました!
それでも私はただ待っていても暇なので選んでみましたが、
それらには目を向けてくれません...。
その理由は、娘の読みたい本がこれまでとは全く違うジャンルなのです。
今までは女の子向けの物語(プリンセスや魔法使い)ばかりでしたが、
こんな本を持ってきました。
好奇心をそだて 考えるのが好きになる
「科学のふしぎな話365」
これ、厚さ5㎝もある重い本です。
目次から興味のあるページを選んで読んでいます。
オールカラーで解説のイラストもたっぷり。
大人でも知らない内容がぎっしりですよ!
続いては、
科学漫画サバイバルシリーズ
「恐竜世界のサバイバル1」
恐竜の描写がものすごい迫力です。
次は、
「 みんなで実験 楽しく科学あそび9 ひかりのでじな」
選んできた本は科学ばかりでした。
そして一番よく読んでいるのがこちら、
「 地球のふしぎ なぜ?どうして?」
雲の正体を解説しています。
娘がこれまで読んでいた絵本の中では、
雲の上に人も動物も乗って、楽しく遊んでいましから、
娘も「くもにのりたい!」と、
目をキラキラさせていっていましたが、
こうして現実を知っていくのですね。
物語は空想であって現実とは違うということをしっかり認識し、
現実に興味を持ち始め、そのしくみを知りたい。
という年ごろになったようです。
もう2年生ですから遅いくらいかもしれませんね。
でも母としては、
「くもにのりたい!」なんてかわいらしセリフはもう聞けないんだと思うと、
ちょっとさみしい気もします。