~プランナーができることは?~
先日、「コロナでも結婚式をやりましょうよ!」という想いをブログにしました。
www.hazukiken.workでも、いまや2人に1人は結婚式、披露宴ともに「ナシ婚」を選ぶようです。
近年そういったふたりが増えているということは知っていましたが、
私の感覚以上に多いことを知り、ショックを受けました。
私は20年ほどプランナーをしていて、新郎新婦のニーズの変化は肌で感じていますが、
私が接客をするふたりは結婚式をやるという選択をした人たちだけです。
やらないという人に接したことはないので、その本音を知りませんでした。
このニュースでその理由を知ったのです。
それは、
・自分が見せ物になるのは嫌。
・会社関係や友人に高い祝儀を払わせるのが気が引ける。
・高額な費用をハネムーンや新生活の費用に使いたい。
といったことがあげられています。
さらに、こう考えるカップルにとってコロナはちょうどいいのです。
コロナ禍を理由にして結婚式を挙げないのであれば、だれも異論を唱えません。
このニュースに語られた本音に対するコメント欄は、
賛同や理解を示す声で溢れています。
結婚式に対する価値観は、コロナにより加速して変化していますね。
ほんの30年前(30年はほんの、じゃないですかね。笑)は、
挙式と披露宴で新婦は5着の衣裳を着たものです。(愛知県は派手だったのもあるかと思いますが。)
白無垢で挙式、披露宴は中座を2回して、色打掛➡白ドレス➡色ドレス。
そしてお開き後のお見送りのために振袖に着替えるのです。
今では考えられませんね。
プランナーの私はいつまで仕事があるのでしょうか……
そんなことまで考えてしまいます。
もちろん、まだ結婚式を挙げたいと思っている人も半数いるわけですし、
スタイルを変えれば挙げたいと思う人もいるでしょう。
時代の価値観を肯定しつつ、そこから何を提案できるのか、
プランナーだからできることを、よーく考えようと思います。