~広がる世界~
小学2年生の娘は、超が付くママっこです。
乳幼児の頃、私が子育てを独り占めしたことは事実ですが、パパも率先して子どもと関わりたいタイプではなかったことも理由だと思います。
そんな娘とパパの関係も、私が仕事へ出るようになって変化してきました。
私は土日のどちから一日は仕事へ行くので、その日はパパと娘が二人きりで家で過ごすのです。
ゲームをしたりや買い物へ行ったりする中で、パパと娘の間には、ママと3人の時とは違う時間が流れていることと思います。
二人の暗黙のルールもあるかもしれません。
今では「パパの日」と名付けられたこの日にパパも娘もすっかり慣れたようです。
娘は楽しみにしていることもあるようで、パパも嬉しそうです。
そして今の娘の優先事項は
①ママ
②友達
③おじいちゃんとおばあちゃん
④パパ
⑤すみっコぐらし
です。
(以前はパパはランクインさえしていなかったので、順位を上げました。笑)
そんなこれまでの経緯の末、またしばらくはコロナ予防で遠出を控えていましたが、県外の移動制限も解除されたこのタイミングで、
夫のお友達からカヌーに乗りにいかないかとお誘いがありました!
誘われた日は私が仕事の日です。
娘はパパと二人でも行くと言うのか?
夫と二人で娘の反応に注目しました。
その結果・・・
「行く!いく~!」と喜びの返事が返ってきました。
こうして「パパと娘の2人日帰り旅」へ行くことになりました。
着替え・トイレ・おやつ・ケガの処置などなど、夫にはいろいろと起こりうる状況に対してどうして欲しいかを伝えます。
そして出発の朝、朝早くから出かけていくの2人を見送って、私は仕事へ行きました。
片道2時間のドライブを経て、琵琶湖へ到着。
カヌーに乗ったり芝生で遊んだりと、初夏の湖畔を満喫して帰ってきました。
どんな顔で帰ってくるのか?
笑顔で帰ってこれるのか?
まだまだ「だっこして~!」と言うことが多い娘が、ママの顔を見たらどうするのか?
色々と想像しながら待つ私の元へ、二人は帰ってきました。
娘は少し疲れた顔もしていましたが、
「ただいま!たのしかったよママ!」と充実した目をしていました。
私に甘えることもなかったので、寂しい思いよりも楽しい気持ちが勝ったのでしょう。
夫が撮影した動画には、楽しそうな姿がたくさん納められていました。
なんて成長したのでしょう!!!
初めての場所。パパと2人で初めての遠出。そして初めてのカヌー。
それらを十分に楽しめたのです。
これまでの甘えん坊の娘がいなくなったわけではありませんが、
それ以外の部分がどんどん成長しているのですね。
なぜだか待っているだけの私も、疲れました。
心配して待つのもエネルギーを使うのですね。
これからも娘の行動範囲と経験は私の知らない世界へと広がっていくのでしょう。
ママは手を放して気持ちだけを寄せて、見守っていきたいです。