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脱キャリアウーマン、育児でしっぽり、ほっこりと♪

ブライダル業界の危機

~仕事再開、不安いっぱい~

今日は私の仕事の話です。

パートでウェディングプランナーをしています。

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4月と5月は会社の休業により私もお休みでした。

緊急事態宣言が解除されたことを受け、会社の再開と共に私もまた出勤が始まりました。

 

現状では、出勤スタッフは最少人数で大多数はテレワークですが、

業務内容の都合で私は出勤しています。

 

コロナ対策はいろいろとしています。

*接客テーブルに、お客様とプランナーの間にアクリル板を設置。

*来店されたお客様は手を消毒していただく。

*プランナーもお客様もマスクの着用を徹底。

*接客後はテーブルと椅子を消毒。

*2時間に1回、店内と事務所の手が触れるところを消毒。

*常に窓は開けておく。等々

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これ以上やれることはないのでは。というほどです。

でも、私は不安でいっぱいです。

 

その不安は・・・

会社の経営は大丈夫なのか。ということです。

 

中小企業の持続化給付金は200万円。

雇用調整助成金もあります。

家賃の助成金もこれからあるかもしれまさん。

 

それでも、どう見積もっても足りない。

余計な事と思いながらも、上司にその辺のことを聞いてみました。

 

返答は、

銀行から融資を受けたから、あと半年分の固定費は確保できたとのこと。

半年ということは、2020年末までです。

 

でも結婚式を、来年になったらやろうと思いますか?

冬になってまたコロナは流行る。すでに2波、3波がきている。

連日報じられるコロナニュースに、明るい話題はありません。

 

実際に、コロナになる前にご予約をいただいていた2021年1月~3月の挙式のお客様は、その多くがキャンセルか延期になっています。

 

そして新規で接客をするお客様は、来年の秋以降を検討されています。

これから予約をするのに来年の春は検討しません。

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結婚式の費用は、挙式の直前にお支払いをいただきます。

ご予約時にお申込み金を少しいただきますが、費用の9割以上は挙式の1週間前の支払いです。

 

さかのぼると、今年の3月以降のご予約の90%以上がキャンセルか延期になっています。

ですから、今年の3月から来年の秋までの収入は激減する見込みです。

 

これで経営が続くのでしょうか?

厳しすぎる現状です。

 

最悪の事態は、ご予約をいただいたお客様が多数ありながら、会社が倒産してしまうことです。

一生に一度の結婚式を予約した会社が倒産。それだけは避けなければなりません。

 

パートの私が考えることではないかもしれませんが、

国の給付金や助成金ではとても乗り越えられる状況ではありません。

 

結婚式の在り方、考え方を大きく変えなければ、存続できないブライダル会社がたくさんあることと思います。

 

ひとつのブライダル会社が倒産すると、衣裳店・カメラマン・司会・音響・生花店といったパートナー企業も大きな痛手を負います。

 

飲食店や観光業の経営難はよくニュースになりますが、ブライダル業界も大きな危機に直面しています。

それを肌で感じた、仕事再開でした。

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