〜情報を整理しよう〜
インフルエンザと新型コロナウィルスの予防にと、店頭のマスクが売れすぎて品薄です。
街を歩けば、4〜5割の人がマスクをつけているように見受けます。
受付などの接客スタッフも、マスクを着用する商業施設が増えている。
といったニュースも見られます。
マスクの種類は多く、自分の好みのタイプがある人もいると思いますが、そもそもマスクの効果はどれほとあるのでしょうか?
と疑問に思っていたら、昨日WHOより発表されました。
WHOの発表
「マスクに感染予防の効果はありません。
自分が感染したら、周りにうつさないためにはマスクをするべきです。」
とあります。
拡散を防ぐ効果はあるので咳エチケットには有効なんですね。
マスクに感染予防効果がない理由
感染したくないからマスクをしている人も多いと思います。
どうして感染予防には効果がないのか調べました。
以下、引用
(2ページ目)帰国の3人感染 新型肺炎“マスクで感染予防”は正しい?――医師がツッコむ「6つの誤解」 | 文春オンライン
医療従事者が新型ウイルスに感染した患者を治療する際、
N95マスクを用いることが多い。
これは米国の労働安全衛生研究所が定めた規格を満たすもので、
きちんと装着すると、フィルターを介して、0.3マイクロメートル以上の粒子を95%以上捕捉する。
一般人のマスク着用については、まだ十分なエビデンス(=根拠)があるとは言えないが、多くの医師は、ほとんど効果はないと考えている。
一般的に市販されているマスクには、ウィルスの侵入を防ぐ効果はあまりないようです。
WHOはこうも警告しています。
マスクをしているからと過信して、手洗いを怠るほうが、新型コロナウイルスに感染するリスクは高くなります。
手洗い
厚生労働省は、手洗い、特にアルコール消毒が、新型コロナウィルスには有効としています。
消毒用アルコールをたっぷりと手に取り、手の全体に行き渡るようにします。
アルコール度数は情報源により、60%とも70%ともありました。
まとめ
自覚症状がなくてもウィルスに感染していることもあるので、その場合にマスクをしていれば拡散を防げます。
その意味ではマスクの役割は大いにあります。
でもマスクをしているから感染しないだろう、しにくいだろう。と思うのは間違いです。
マスクの使用と合わせて、手洗いとアルコール消毒を徹底する。
これが今できる、ウィルスの感染を防ぐ方法と言えそうです。
また、たくさんある情報を整理して、正しいものを有効に使いたいですね。