ハスの実でしめ縄作り
~自在にアレンジが楽しい♪~
ワークショップで来年のしめ縄を作ってきました。
「ハスの実」を使ったのがとても面白いのでご紹介します♪
余談ですが、ハスの実は普段は口にしない方が多いと思いますが、とても体に良いそうです。
乾燥させたものは中国で古来より生薬として利用されてきました。精神を安定させる薬効を持ち、動悸や不眠を改善したり、胃腸や腎臓の働きを高め、慢性の下痢などを改善します。
このハスの実が入っていた部分を乾燥させてドライフラワーにしたものは、「ハスヘッド」という商品名でたくさん出回っています。
これを使ってしめ縄作りをしました。
種が入っていた空洞のひとつひとつに、ハギレの布を詰めていくのです。
ハギレの中心に綿を置いて、
てるてる坊主のようにして、竹串で穴に詰めていきます。接着剤はいりません。
根気のいる作業ですが、布の色柄を選びながら進めるのは楽しい時間でした。30分ほどで詰め終わります。
そして全部の穴に布を詰めたら、しめ縄にグルーガンで接着し、他の飾りを好きに付けて完成です!
朱赤の布を使うとおめでたい感じになります。布でも和紙でもできるそうです。他の飾りも含めて自然素材でまとめると良さそうに思います。
穴に詰める時に接着剤を使っていないので、他の布に入れ替えることもできます。
桃色でまとまてお雛飾りにしたり、緑や青で端午の節句飾りにしたりと、アレンジも楽しめそうです。
余談その2
仏壇や仏具には必ずハスの花が描かれています。これは阿弥陀経に、極楽には蓮の花が咲いている。と説かれているからです。
生きているときに正しい信心を得た人は、極楽のハスの台に忽然と生まれると説かれています。