〜外国人の日本語教材が難しい〜
電車に乗っている時に、留学生でしょうか?若くて背の高い欧米人が教材とにらめっこしていました。プリントの字が大きいので私の位置からでも内容が見えたので何気に読んでみたら、とても難しくて驚きました!
問:次の慣用句の意味にあてはまるものはどれか。
①自分で苦労して育てる
・目を付ける
・手をかける
・手塩にかける
・手を入れる
・口をかける
②ひどく驚き、感心する
・目を廻す
・手を上げる
・舌を巻く
・足を出す
・口を出す
③応援する、助ける
・口を入れる
・手を出す
・顔を立てる
・目をつける
・肩を入れる
④うらやましく思う
・手をくわえる
・足をとめる
・目を見張る
・指をくわえる
・舌なめずりする
(これは目白押しのイラスト)
にらめっこしている外国の方は、ひとつずつをスマホで検索して意味を書き込んでいました。日本語に関しては上級者かと思いますが、娘ならひとつもわからないですね。
小学校は3年生くらいから慣用句を習うようなので、1年生の娘にはちんぷんかんぷんです。
この問題を見ながら、自分は最近こういった言葉を使っていないことに気が付きました。問題文の方の「自分で苦労して育てました。」と言いますが、「手塩にかけて育てました。」という言葉は使っていません。
他にも「丹精込めて育てる。」「手間暇かけて育てる。」など日本語には表現する言葉数がたくさんあります。似ている表現でも意味合いが少し違うので、使い分けることによってボキャブラリー豊富で表現力のある話し方になります。
小学生で習う慣用句。試しに見てみました。
happylilac.netこちらのプリントには小学校高学年で習う慣用句が700ほど並んでいます。正直、意味がわからない言葉がありました。情けない・・・。
娘に教える日も近いようなので、それまでに復習しておこうと思います!