〜3つの対策〜
梅雨明けも近いですね。いよいよ夏本番の暑さに備え、体調を整えようと思っています。そこでハムススターのりりとピピの最近の様子も見ながら、対策を考えてみました!
①寝る前の水分補給
りりとピピも水を飲む量が増えました。夜行性なので夕方に起きてくると、顔を手で拭いて、次に水を飲みに来ます。
1分くらいずっと飲み続けていました。よほど喉が渇いていたのでしょう。そうです。人間も同じで、寝ている間に汗をかくので寝る前の水分補給は大切です。
人間は寝入りに汗をかきます。それは寝るために脳の温度を下げる必要があるからです。ですから寝る前に水か麦茶を、喉が渇きを感じなくなって更に一口か二口飲むのが良いそうです。
寝ている間に脱水になると熱中症だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞にもつながります。
②保冷剤
ハムスターに適した気温は20~26度です。でも夜に活動するりりとピピのためにエアコンを26度に設定して寝ていては、人間は冷えすぎてしまいます。
そこで活躍するのが保冷剤です。大きめの保冷剤をゲージの上に置いておくだけで、ゲージ内は気温より2度ほど下がります。
人間も保冷剤でおでこや首を冷やすことはよくあると思いますが、首の後ろを急激に冷やすのは危険です。
首の後ろには大事な血管があり、急激に冷やすと血管が収縮して血流が悪くなる恐れがあります。また神経を伝って寒冷刺激が起きて汗が止まります。脳が暑くないと勘違いして汗を出さない指令をするのです。そうすると体温調節ができなくなり、身体に熱がこもってしまいとても危険です。
冷却タオルや保冷剤・アイスノンなどで冷やすのは、首の横か、頭、おでこにしましょう。
③硬い布団
ハムスターが大好きなおがくずですが、夏の間は減らしてゲージのプラスチックが見える部分を残しておきます。プラスチックに体をくっつけることで涼が取れるからです。
人間も硬めの布団に寝るのがオススメです。涼がとれるわけではありませんが、身体には“半側発汗(はんそくはっかん)”という仕組みがあり、身体の一部が圧迫されていると、その反対側だけ汗をかきます。
布団に接している部分は圧迫されているので汗が出にくく、布団に接していない反対側の汗線から汗がでるので、寝汗の量を減らせます。
汗をかく不快感を減らして快適に眠れると、しっかり身体を休めることができ、翌朝は元気に目覚めることができます。
以上、暑さ対策3選でした!
夏バテせず、夏を元気に乗り切りましょう♪