~可愛さよりも、安全で広いことみ~
ハムスターを飼うことに決めてから、ずっとゲージ探しをしています。ゲージは鳥かごのような格子だと思っていました。
でもちゃんと調べると、最も適しているのはカラス製か水槽なんですね。
その理由と、ハムスターのゲージの選び方をご紹介します♪
ハムスター用の可愛いものはNG
ハムスター用のプラスチック製のものはデザインが豊富です。2階建て、3階建てといった豪邸もあり、階段を登ったり、お滑りを滑る姿が見られる楽しみがあります。
ですが、ハムスターはもともと地面を歩くか、自分が掘った穴に入る動物で、上下運動をする生態ではありません。それに目はあまり良く見えていないので、上り下りの時にケガをしやすいです。
また作りが複雑なものは手足を挟んだりしてケガをすることもあるので、シンプルな形のものがベストです。
そして、よく見る格子は、噛んでいるうちに咬み合わせが悪くなってしまいます。手足のケガにもつながるので、格子はNGです。
獣医さんは。絶対にやめて欲しいと言っています。
ハムスターは寒がりなので、冬場は防寒対策の意味からしても、不向きです。
適したゲージ
それでは、どんなゲージが良いのか。それは以下の4種です。
・ごくシンプルな、ハムスター用
・昆虫などの小動物用
・水槽
・衣装ケース
適したゲージを比べてみる
これらの値段を比べると、
①衣装ケース<②小動物用・ハムスター用<③水槽
となります。
①衣装ケースは、空気穴や扉を作るなどの手を加える必要があります。また半透明なので、ハムスターの様子が見えにくい。でも¥500~¥1.000と、とっても安い。
②昆虫用・ハムスター用は、
プラスチック製は、使っていると細かいひっかき傷がついてきます。透明なので中の様子はよく見えます。ハムスター用は小さいものが多く、小動物用は大きいサイズもあります。¥1.500~¥4.000くらい。
ガラス製もあります。¥4.000〜¥10.000です。扉なども付いて、これが一番適しているように思います。
③水槽もガラス製なので、ハムスターの様子がとてもよく見えて傷もつかないので衛生的です。でもガラス製は重いので掃除が大変です。作りがシンプルなので、すっきりとした見た目がいいですね。¥4.000〜¥10.000です。
広さが必要
ハムスターにとって何よりも大切なのが「広さ」です。
小さい体でも行動範囲は広いので、たくさん動き回れるように、底面の広いものを選びます。
ということで我が家では、広さ・軽さ・価格を重視して、②の小動物用のラージサイズにしました。
最初は可愛らしいピンクの2階建てにしようと思っていたけど、ちゃんと調べて良かった。
ゲージ選びは飼い主の希望ではなく、ハムスターの気持ちを大切にしたいですね。