~第二のトイレトレーニング~
5歳の娘が簡単に和式トイレを使うことができるようになった。
きっかけは大好きなプール。
先日、始めて行ったプールのトイレには和式しかなかったのだ。
「プールやお風呂に入る前はトイレを済ませる。」という約束事を普段から守っているから、
和式トイレしかないからといって、「今日だけトイレに行かなくてもいいよ。」というわけにはいかない。
困ったな・・・と私が思っていると、
娘のほうが「ママ、はやく!」と言うので使い方を教えると、すんなりおしっこが出た。
そして次からはなんと、一人で個室に入って済ませてきた。
もう十分に理解できるようになっていたんだ。私の認識のほうがずっと遅れていた。
最近は和式と洋式の両方があることはあっても、和式だけの公衆トイレは少なくなった。
特に子供が遊びに行くような所には、子供用のトイレがあるくらいにその設備は充実している。
娘の通う小学校も洋式だし、さほど練習する必要性を感じていなかった。
でも現状では、小学校の約半数はまだ和式だそうで、入学前にトレーニングをするお子さんも多いよう。
しゃがむ、という行為が慣れないため、大きいほうが上手くできなかったり、
そもそも練習する場所がない。(自宅は当然洋式)という声もあるようで、
第二のトイレトレーニングと言えるのかもしれない。
みんないつか必ず「和式しかない。」という状況に出会う。
その時にママやパパが一緒にいなかったらとても困るだろう。
だからこうして、今回一緒にいる時にデビューすることができて良かった。
そして新しいことには抵抗することが多い娘が、すんなりと覚えることができたことに驚いた。
「早くプールに入りたい!」この気持ちが先走って、苦手なことも克服できたのだろう。
和式トイレトレーニングに限らず、苦手なことの後には大きな楽しみを設けてあげることが、子供には効果的なんだと改めて思った。
この夏は新たに経験することが多くなりそうな気がする。
夏の終わりには、一回り成長した娘の姿が見られるのかな。