~私の実体験~
先日、最高気温37度・湿度70%の中、娘を野外の水遊び場へ連れ出した。
連日ニュースでは熱中症で救急搬送された方、またお亡くなりになった方がいらっしゃることを知り、十分に気を付けようと思った。
なので熱中症について勉強して万全の対策をして出掛けた。
結果、とても効果的だと思ったのが「経口補水液」。
大塚製薬の「OS-1」を薬局で購入して持って行った。
味はポカリスエットより少し塩味。
成分表示を見ると「食塩相当量 0.292g」とあり、これは「ナトリウム115mg」にあたる。
ポカリスエットのナトリウムは49mgだから、しょっぱいんだ。
私は暑さにはめっぽう弱い。
すぐにたちくらみをしたり気分が悪くなる。
そんな私がOS-1をこまめに飲んでいたら、
大量に汗をかいているのに、あきらかにいつもより元気を保っていた。
長時間プールにいても元気だったのだ!
(プールは幼児向けで水深50㎝ほど。娘は水着で入って涼しいけど、私はひざ下までしか入れず、直射日光を浴びていた。)
そして、朝10時から夕方4時までその公園にいても、最後まで笑顔だった!!!
※経口補水液だけが要因ではありません。他にも対策はたくさんして、体調も良い日でした。
熱中症になる原因は、汗をかくこと。
ミネラル・塩分が不足し、体温調節機能が正常に働かなくなって体内に熱がこもり、様々な症状を引き起こす。
だからまずは暑さを避ける。
そして水分を補給をするのだけど、水分だけでなく失われた成分も補給することが大切。
ここで、ポカリスエットとOS-1の違いをご紹介。
「ポカリスエット」は、清涼飲料として発汗などにより失われる水分と電解質を速やかに補給する飲料。
ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどの電解質は、汗の成分に近い組成となっている。
一方の「経口補水液」は、軽度から中等度の脱水状態の方の水や電解質を補給・維持するのに適した飲料。
消費者庁による『特別用途食品個別評価型病者用食品』の表示許可を受けています。
感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐(おうと)・発熱を伴う脱水状態、高齢者の食事量不足による脱水状態、過度の発汗による脱水状態などに適しています。
要するに、普通の運動などで汗をかく時はポカリで大丈夫だけど、
大量に汗をかいて脱水症状になる恐れのある時は「経口補水液」が良い。ということ。
熱中症の怖いところは、気づかないうちに重症化してしまうこと。
のどが渇く前に、身体に疲れを感じる前に、気分が悪くなる前に、早め早めに対策をしたい。
そして幼児・子供は特に気を付けたい。
体温調節機能が未発達で、大人より多くの汗をかくし、
体調不良を上手く言葉で伝えることができない。
大人が気づいてあげられる熱中症の症状はたくさんある。
・指の爪を指で押して、離してもすぐに色が戻らずいつまでも白い。
・唇の色が悪い。・体が熱い。
・汗をかいていない。または大量にかいている。
などなど。
軽い脱水症状であれば、すぐに処置をすれば10〜20分で回復する。
自分の子供だけでなく周りの子供たちにも注意を向けたいと思う。
夏はまだまだ続きます。
熱中症対策をしっかりとして、元気に過ごしたいですね。